よう実のキャラクター・森下藍。
不思議ちゃんですが、綾小路に「非凡な才能を持っている」と言わしめる女子生徒です。
2年生編後半で登場し、一気に重要なポジションに……
この記事ではそんな森下藍がどんな人物なのかを解説。
印象深いエピソード(綾小路との関係・森の声・カブトエビ飼育・橋本に対する態度等)をまとめていきます。
※最新刊までのネタバレにご注意ください。
森下藍とは?初登場は2年生編9.5巻
森下藍の初登場は2年生編9.5巻。
高校生活の折り返しを過ぎてから…とかなり遅めですが、これには納得の理由がありました。
というのも、入学Aクラスの森下。
坂柳のクラス統治は長らく危なげをみせず、自ら動く必要性が無かったため静かな暮らしをしていました。
ところが堀北クラスがDからBにあがり、危機感を感じた森下。
高円寺、須藤、綾小路…と、堀北クラスのメンバーに接触し、脅威になる人物を個人で探し始めます。
その時々の環境に合わせて、動くか動かないかを判断できるのは凄い
ちなみに綾小路に声をかけたのは、2学期最後に行われた特別試験で綾小路が難易度の高い問題を解いていたから。(どの生徒がどの問題を解いたか公表された)
「OAAと乖離した実力を持つ」として早めに声をかけ、
(おそらく綾小路の受け答えから)「相応の脅威となる」と判断を下しました。
森下藍のプロフィール&スペック(OAAも)
そんな森下の、現在分かっているプロフィール・OAA等をまとめるとこんな感じです。
- 丁寧語なのに人物名はフルネームで呼び捨て。
- 鋭い考察力(入学当初の軽井沢の厚化粧から、「臆病で繊細な心の持ち主」だと言い当てる)
- 物おじせず、思ったことは全部口にするタイプ。小さなトラブルも少なくない。
- 冬でもベンチで寝転んで綾小路を待ち伏せる、よくわからないところがある。
- 「友達は一人でも多いほうがいい」らしいが、友達はほぼいないと思われる。
- 感傷に浸らず、状況が停滞するのを自ら防ぐタイプ。
【交流会での情報】
- アーチェリーは一度も的にあたらない。2回目も6/60点と酷い出来。
- ネット対戦で鍛えた将棋は実力あり。
- トランプをしたことがなく、交流会で初めて出来て興奮していた。
「裏切り者の橋本正義」呼び
「橋本正義がクラスを裏切った」ということを、坂柳はクラス内に周知させていません。
ところが独自の見解で橋本を「裏切り者」だと断定し、牽制していたのが森下でした。
- 「裏切り者」だと本人に対して言う
- 用がなくても綾小路と行動する橋本についていく
といった、橋本に対してプレッシャーを与えるような行動をとっています。
「私は裏切……いえ、橋本正義のことがちょっぴり気になるお年頃でして。恋?」
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生11巻より
思い返せば、2年生編10巻の「生存と脱落の特別試験」中、「クラス内の情報が漏れている」と最初に発言したのも森下でした。
気づいていた生徒は坂柳をはじめ他にもいるかもしれませんが、発言したのは森下。
Aクラスから落ちる要素に気付けば、空気を読まずに自ら行動する……
そのような判断が出来る生徒です。
神室が退学してから坂柳と仲を深めた山村について回っていたのも、
「仲良くなりたい」というよりは、退学する坂柳からの情報を逃さない為だと思われます。
森の声を聞く森下
2年生編11巻の交流会中、自らの出番が近づいているにもかかわらず、戻ってこなかった森下。
綾小路が探しに行くと、森下は木に手を当てて「森の声」を聞いていました。
森下に合わせて真似をする綾小路。
すると森下は、そのちょっと間抜けな綾小路を高画質で録画していました。
「森の声なんて聞こえるわけないじゃないですか。ドラマや映画の見過ぎです」
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生11巻より
これは騙された…
最初から計算。
そもそもいなくなったのも「綾小路が探しに来ることを見越して」の行動でした。
二人になれる場所で「綾小路が橋本についてどう考えているか?」を聞き出したかった森下。
その後首尾よく目的を達成しました。
カブトエビを観察する森下
2年生編12.5巻、綾小路と会う約束をしていたにもかかわらず、虫眼鏡で虫の観察に精をだしていた森下。
綾小路が合流してからも10分以上観察を続け、計30分以上アリを見ていました。
生き物が好きな森下は、夏休みにはカブトエビ観察キットを購入して飼育したとか…
簡易的なメモの観察日記を16日間つけており、もう一セットはまた今年の夏やる予定だそうです。
綾小路に飼育セットを売りつけようとしてましたが…
しかし不思議ちゃんと言えども現実離れしたタイプではなく、寧ろクラスの状況の話になると
「クラスポイントで戦ってAで卒業できる可能性は10%」と見積もるなど、厳しくも正しい見解を述べます。
「クラスポイントで戦う方針ではなく、プライベートポイントを貯めて数人勝ち抜けさせる方針に切り替えるべき」と、現実を直視して意見を出せる人物です。
天然と隙の無さが融合している…
綾小路に騙されない森下
森下の凄い所は、綾小路の虚言に騙されないところです。
2年生編12.5巻、森下は「退学した坂柳から助言を託された」という綾小路の言葉を信じませんでした。
正解です!これは坂柳からの伝言ではなく、綾小路個人の意見でした
この時坂柳の退学でリーダーを失い、藁にもすがりたい状況にいた森下たち。
それでも綾小路の言葉に冷静に疑惑を持ち飛びつかず、問い詰められるところは問い詰めていく……
利用されない強かさを見せました。
そして、「坂柳が退学した以上、嘘であっても嘘だと証明できない」とリスクを承知の上で、綾小路の言う「坂柳から託された戦略」を聞き……
その戦略のデメリットまで思考を回して、詳細を詰め……
- 綾小路に手のひら返しされる後々のリスク
- もう後がないクラスの現状
の二つを天秤にかけて、クラス内にこの戦略を持ち込むことを決意しました。
防波堤としてとても優秀では!?
新規ユーザー限定【70%OFF】
最新2年生編12.5巻▼
コミックシーモアで試し読み
まとめ
森下藍がどんな人物なのかについてまとめると……
- 初登場は2年生編9.5巻。自クラスの危機を感じて動いたことで存在が露わに。
- Aクラスで卒業するために裏切り者をマークしたり、堀北クラスの情報取集をしたりしている。
- カブトエビの飼育に精を出す・冬のベンチで寝転ぶなど不思議な言動が見られるが、わざとやっているパターンもある。
- アーチェリーなどポンコツな一面を見せることもあるが、基本的には優秀。危機的状況にあっても冷静に情報を吟味して、綾小路の嘘に踊らされることはなかった。
ということでした。
綾小路が移籍したので、今後も出番が増えそうな予感ですね!
活躍に期待しましょう。
会員登録をするだけでクーポンゲット!
是非、いますぐお得に書籍購入してみてください。
コメント