よう実(ようこそ実力至上主義の教室へ)の準主人公・堀北鈴音。
Aクラス卒業を目指しDクラスから成りあがった、クラスリーダーです。
ところが2年生編ラスト巻で綾小路に恋に落ちる描写が…?
この記事では
- 堀北鈴音と綾小路清隆の関係
- 堀北の恋愛や好きな人について
を紐といていきます!
※最新刊までのネタバレが含まれますのでご注意ください。
堀北鈴音はどんな人物?恋愛に興味が薄い?
まずは簡単に堀北鈴音のプロフィール、その人物像についておさらいしていきます。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 堀北鈴音 |
声優 | 鬼頭明里 |
クラス | (入学)Dクラスリーダー |
学籍番号 | S01T004752 |
誕生日 | 2月15日 |
身長 | 156cm |
家族 | 兄・堀北学、他不明 |
経歴・特徴 | 櫛田桔梗と同じ九州の中学 |
兄を追いかけて高育に入学 | |
兄の卒業後(2年生に入ってから)生徒会に所属 | |
堀北クラスの特色 | 癖の強さがあるが、例年のDクラスより突出した才能を持つ人物が多い |
途中までリーダー的役割をしていたのは平田洋介だったが、クラス内投票あたりから堀北が中心になった。 |
恋愛については「ほとんど興味を抱いたこともない」そうです
綾小路が軽井沢と付き合っていることにも特に思うところは無いようで、2人が喧嘩した際は「軽井沢の元気がないと女子の士気に関わるから、早めに仲直りしてほしい」的なことを言っています
兄好みに伸ばしていた髪をショートに
堀北鈴音はかなりのブラコンといっても過言ではないでしょう。
理想の兄がいるからつい比べてしまう……どころではありません
- 笑顔が多い子供だったのに、学を模倣してクールキャラに
- 学の言ったこと全てに忠実に従う
- 好きな食べ物や色、好みまで学に依存する
➡学が「長い髪が好き」だと言ったため伸ばしていた
しかし鈴音は学が卒業して寮を出て行く日、髪をバッサリ切りました。
兄への依存を断ち切るショートヘア。
成長し、良い方向に向かい始めた鈴音の決意表明でした。
二年生編では少しずつ伸びている様子が見れます
好きなタイプは?修学旅行で須藤から告白
自クラスをAクラスで卒業させることに集中し、恋愛に縁のない生活を送ってきた堀北。
しかし2年生編8巻、修学旅行で須藤から告白されるというイベントが発生します……!
1年生編5巻の体育祭での交流を起点に、本気で堀北に恋をしていた須藤。
修学旅行の夜に、遂に想いを伝えました。
須藤たっての願いで、綾小路も成り行きを見守ることに…
全く須藤の恋愛感情に気付いていなかった堀北。
驚きつつも好きになってくれたことにお礼をいい、返事をしますが……
答えはNO。
「けれど……そういった誘発じゃなく、多分本能から誰かを好きになる瞬間を私は待っているのだと思う」
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編8巻より
「好きと言われたから好きになる」じゃなく「恋に落ちる瞬間を待っていたい」ってことかな?
堀北の真摯な言葉に、須藤も潔く玉砕できたようで……
フラれた後も、二人の関係は良好なまま続いています。
綾小路と堀北の関係の変化
1年生編では、隣席の堀北に対しかなりの塩対応をとっていた綾小路。
「平凡な日常を送ること」を目標にしていた綾小路と「クラスを勝ちあがらせる」ことを目標にする堀北で、方向性の違いがあったためです。
ところが堀北学が卒業時に残した言葉により、状況が一変。
綾小路は「生徒たちの記憶に残る生徒になる」という全く逆の方向に舵を切り始めました。
「クラスを成長させる」と決めた綾小路は、ここからクラスのリーダである堀北に積極的にかかわっていきます。
「あいつを変えてみようと思う。今までのように何となくではなく、本気で」
ようこそ実力至上主義の教室へ11巻より
この態度の変わりようをいぶかしんだ堀北。
しかし奇妙に思いながらも変化を喜び、時に助言を受けて成長。
同時に綾小路が今まで明かさなかった本当の実力(数学テスト満点・隙のない考え方・ナイフで刺されても動揺しない精神力等)を知り、綾小路に対して強い興味を抱いていきます。
一方綾小路は……
学年末試験で一之瀬に敗れた堀北に、労いの言葉をかけて抱き寄せたにもかかわらず……
3年に入ってクラス移動という手ひどい裏切りをかましました。
「成長させたい」と考えていたのは堀北クラスだけの話ではなかったということ。
Aクラスに昇格した堀北の手をあっけなく離しました。
綾小路のクラス移動心理についてはこちらで解説しています
兄が立てた恋愛フラグ?
では綾小路と堀北に恋愛的なエピソードはないのか?
これに関しては、例えば堀北学がフラグをたてたり……
「おまえなら鈴音を安心して任せられるが、そんなビジョンは見えそうで全く見えないな」
ようこそ実力至上主義の教室へ11巻より
「当たり前だろ」
あるわけがない。
堀北が綾小路に手料理をご馳走したり……といったことはあります。
しかしそれより重要なのは、綾小路が堀北の前で初めて笑顔を見せたエピソードです。
綾小路が堀北に笑顔を向けた?!
基本無表情な綾小路が堀北相手に笑顔を見せたのは、2年生編10巻の出来事です。
これまでも意識して笑顔をやっていたことはあるらしいけど……
この時は完全な自然体でした。
「冷めたな」
ようこそ実力至上主義の教室へ12年生編10巻より
「冷めたわね」
「真似するなよ」
「真似しないで」
綾小路はお互いの思考がリンクする感覚が、妙におかしかったとか……
初めて見る綾小路の笑顔に堀北は驚き、
自分でも不思議がっている綾小路に戸惑い、少し気恥しい様子をみせます。
綾小路に打算が無さそうな、凄くレアなエピソードです!
「真っ白なスケッチブックに一滴の色が付いたような感覚」だと表現した綾小路。
ホワイトルームで育ち、自分本位な考え方が染みついている彼に変化を加えられる存在は、もしかすると堀北かもしれません。
綾小路篤臣と堀北の初対面
本編では描かれていない話ですが、堀北は綾小路の父である綾小路篤臣とも面識があります。
これは3年生にあがった4月1日、「綾小路の親の顔・育ち方が知りたい」堀北と龍園が、
三者面談で高育を訪れた篤臣を待ち伏せして少し話をしたため。
基本的には龍園の質問を篤臣が嘘(清隆には金に糸目をつけず家庭教師をつけた等)で誤魔化す内容でしたが、注目すべきは最後の一文です。
将来、必然の再会を果たすことになることをーーー。
ようこそ実力至上主義の教室へ連動SS「ファーストコンタクト」より
つまり綾小路篤臣と堀北は、再度会う機会が訪れるということ。
必然ということは、「偶然ばったり」ではなく接点があるということです。
可能性として考えられるのは…
- 卒業式や他の学校行事で会う
- 地元・九州で会う
くらいでしょうか?
堀北の中学は「九州のマンモス校」、篤臣は「熊本県阿蘇市出身」だということが明かされています。
出身地が明かされているキャラはあまりいない為、設定として出ている以上今後関わってくる可能性は十分にあるでしょう。
この話はよう実2年生編12.5巻と1年生編のガイドブックを両方購入することで読めます
(読める期限は2025/11/25まで)(電子書籍でもOK)
堀北が綾小路を好きに?12.5巻
2年生編に入り綾小路との仲は良くなったものの、特に恋は始まっていなかった堀北。
綾小路は軽井沢恵と付き合っていたので当然とも言えます。
しかし2年生編12.5巻(2年生編最終巻)にて軽井沢と別れた綾小路との会話で、堀北は恋のざわめきのようなものを抱きました。
それは前園退学の件について話していた時のこと。
「そんなのは全然……私はただ、あなたの役に立ちたいと、そう思っただけだから」
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5巻より
綾小路に負担を強いていないかと心配する堀北に対し、
綾小路は(堀北の言葉が)「告白っぽい」「恋人候補に名乗りをあげるか?」とふざけた返しをします。
それに、しばらく置いてから心拍数が上がっていることに気付いた堀北。
綾小路は堀北にとって、誰よりも心を許せる存在になっていました。
これ以上考えると泥沼にはまると、考えることをやめた堀北ですが……
この先堀北の好きな人が「綾小路」になるのか、はたまた綾小路の裏切りによりこのざわめきが消えるのか……それは分かりません。
綾小路はやめとけの声
出会いから二年でやっと始まりかけた、準主人公・堀北の恋。
しかしこれに対してXでは、「綾小路はやめとけ」という声も上がっています。
堀北、そいつだけはやめとけ
— 砂箸 (@37_c_sticks) December 2, 2024
「ようこそ実力至上主義の教室へ」の堀北鈴音に言いたい、「綾小路はやめとけ、あいつクズだよ」と。綾小路はモテモテやけど、最新刊ではクズすぎる。#ようこそ実力至上主義の教室へ#綾小路 pic.twitter.com/kKSbZiOgev
— 乙骨憂太 (@akatsukikuro77) December 4, 2024
よう実、綾小路の女性関係に関しては
— おもち🐹ツイフィ必読 (@oh_mochi04) December 5, 2024
軽井沢、一之瀬、坂柳⇒もう手遅れ
櫛田⇒綾小路に惹かれるのも仕方ない
堀北、ひより⇒綾小路はやめとけ!!!
って気持ちで読んでる🐹📖
なぜそのような反応になるのか?
これには軽井沢と別れた同日に一之瀬と寝た(やることやった)、綾小路のクズムーブが関係しています。
一之瀬とはセ〇レのような関係になりそうな綾小路。
にもかかわらず、この一件から一週間もたたないうちに堀北に対しても「恋人候補として名乗りをあげるか?」と持ち掛ける……
そもそも堀北と会話した時、綾小路は他クラスへの移籍を決めていました。
つまり「恋人候補として~」は、他クラスに移動した綾小路から、Aクラスリーダー堀北へのハニートラップの危険性すらあるものなのです。
考えてみれば「あなたの役に立ちたい」という堀北の発言は「告白っぽい」でしょうか?
少しくさいセリフですが、堀北の性格なら櫛田や須藤に対しても同じことを言えそうだと感じませんか?
「告白」という言葉を出して意識させられないか試してるってこと?
今後堀北が綾小路を根幹から覆し、本当の恋が始まる可能性もゼロではありませんが……
現時点でちょっと応援しがたい恋であることは確かです。
まとめ
堀北の恋愛についてまとめると……
- 堀北は元々恋愛に興味が薄く、ブラコンだった。
- 修学旅行で須藤から告白を受けたが、「自分から好きになりたい」的な意味合いで断った。
- 綾小路が軽井沢とつきあっていても大して気にしていなかったが、2年生編12.5巻で恋の波動を感じている。
- 綾小路は堀北と一緒にいて、唯一自然に笑顔が出た。
- しかし綾小路のクズさが、堀北の恋を応援できない一因となっている。
ということでした。
今後、二人の関係がどう変化していくのかに注目です。
- 気になっているコミカライズ版に
- トモセシュンサク先生の画集に
- よう実原作の未購入巻に
- 1年生編ガイドブックに(電子書籍でも連動SSは読めます)
ぜひ使ってみてください!
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