ようこそ実力至上主義の教室へ、通称よう実。
登場キャラクター数が多く、その中には「こいつ……!」というような自己中クズムーブをかます人物もいます。
この記事では最新刊まで読んだ上で、個人的に嫌いなキャラランキングを5位まで発表。(+番外編も)
その理由についても解説していきます。
重要なネタバレが含まれる箇所は折りたたんでいますので、安心してお読みください
1位 星之宮知恵
1位は一之瀬クラスの担任・星之宮知恵です。
星之宮自身も高育出身であり、堀北クラスの担任・茶柱佐枝とは同じクラスでした。
しかし茶柱がクラス全体より恋人を優先したことで、Aクラス卒業はならず……
それを11年たった現在も恨んでいます。
「佐枝ちゃんのクラスをAクラスで卒業させないこと」だけに執着し、その復讐に生徒たちを巻き込む星之宮。
具体的には綾小路が茶柱クラスに配属されたことに不満をあらわにしたり、
後がなくなった二年生学年末試験では、綾小路に対して「手を抜いて勝ちを譲ってくれ」と頼み込むなどの行動も。
よう実2年生編12巻【ネタバレ感想考察】龍園・坂柳どっちが退学?
その際
- 三年時の特別試験の情報を事前に流すこと
- 体の関係でもOK
などと発言する始末でした。
教師止めたほうがいい…
また、この件は綾小路によって同学年の他の教師に報告されましたが……
「大げさすぎる」「冗談だし」「ちょっと驚かせたかっただけ」と開き直り。
茶柱には「前みたいに生徒たちに冷たくして」無茶な要求をするなど、身勝手すぎる様子を見せました。
彼女の嫌味な性格は、なかなかに仕上がっています。
2位 柴田颯
2位は一之瀬クラスの柴田颯(そう)です。
登場機会は少ないながらも、その楽観的な考えにより、ランキングの前後を挟む星之宮・神崎をイラつかせる人物です。
スポーツは万能ですが、状況判断がズレている柴田。
クラスの危機的状況を理解しないまま発言し、その発言力が大きい(というより一之瀬クラスで発言する人数が少ない)ため、
クラスを停滞させる原因になっています。
自分を正しいと思っている善人こそ一番厄介。そんな言葉が当てはまる人物です。
3位 神崎隆二
3位は同じく一之瀬クラスの神崎隆二です。
優秀で「実直な一之瀬クラスの参謀」として登場した神崎ですが、
一之瀬の弱点が見えてきたこと、クラスが下がり調子という危機感から行動が変化。
クラス内で一之瀬のやり方を変える「改革派」の仲間を集めるようになります。
これ自体は悪いことじゃないよね
しかし「その改革が間に合わない」と見た神崎。
二年時の学年末試験でとんでもなく評価を下げるような行動を起こしました……。
それが、「堀北への泣き落とし」です。
「勝ちを譲ってくれ」「3年では堀北クラスを支援する。一之瀬を信用してくれ頼む」的な発言し、
これには堀北も絶句でした。
この一件は一之瀬の許可を取っていないので、勝手に信用を使おうとしています…
「一之瀬も口には出せないだけで、勝ちを譲ってほしいと思っている」などと自クラスのリーダーを下げ、
相手にされなかったことで勝利を諦めて、試験に集中すらできなかった神崎。
これはクラス内、ひいては自分が集めた仲間への裏切りとも言えるでしょう。
元々優秀な人間だったからこそ、ダサさ、落差が際立ってしまった……
そんな悲しい展開でした。
突然の展開だったため、「一之瀬の変化を際立たせるための舞台装置」として使われた感はありますが…
4位 綾小路清隆
4位は最強ラスボス・綾小路清隆。
その強さに揺らぎは見られませんが、2年生編終わりあたりから
- ホワイトルームで育てられた故の自己中心的な部分
- ホストの血を継ぐモテ男の女関係
が前面に出てきたため、「クズでは…?」「純粋な好意を利用するな…」という感想が出てきてしまいます。
具体的には……
綾小路は2年の学年末試験で「自分が動きやすくなるための舞台装置」として、同クラスの前園を退学させました。
前園はクラスへの裏切り行為を働いていたものの、反省の姿勢は見せており、
そもそもこの時は、「必ずしも退学者が必要な状況」ではありませんでした。
実際綾小路は「前園を使わなくても(勝率は下がるが)勝つのは不可能じゃない」的な事を言っています。
しかしクラス内への説明には「前園の退学は限られた時間で必死に考えた結果」だと同情を買うようなことを言った綾小路。
真実を知っている読者側からすると「言い訳する政治家」的なイメージを感じてしまい、少し萎えてしまった部分でした。
そして女関係。
軽井沢を振った日に一之瀬と寝るという、軽井沢ファンから刺されそうな行動に出た綾小路。
軽井沢を振った理由も自己都合と言ってよいもので、「こういう人もいるよね」とは思うものの、
好きか嫌いかで言うと嫌いだなぁ…と感じてしまいました。
主人公には魅力的であってほしいし、他キャラより期待が大きくなるからね…
そしてそのすぐ後に、堀北に「恋人に立候補するか?」的な冗談も言った綾小路。
この時綾小路は「堀北を裏切って他クラスに移動する」ことが決まっている状況でした。
この発言をどう取ればよいのか……
厚顔であることは確定で、邪推すれば他クラス(になる)リーダーへの色仕掛けとも取れてしまいます。
5位 一之瀬帆波
5位は一之瀬帆波。
よう実至上、一番登場からキャラ変した人物です。
生徒会にも入会し、優等生キャラだった一之瀬。
しかし一之瀬が強固にクラスメイトを守る安心感からか、一之瀬のクラスは成長率が低く……
結果どんどんクラス順位を落としていきます。
「自分はリーダーとして失格かもしれない」と弱気になる一之瀬。
そんな時クラスを率いる原動力になったのは、「綾小路への恋心」でした。
そこまでは良いのですが……
「軽井沢という彼女がいたところで、自分の恋心は変わらない。むしろ羨ましい」と感じる自分に気付いてしまった一之瀬。
「カモフラージュしながら綾小路と恋人っぽい写真を撮る」「事故だと言い訳しながら抱き着く」などギリギリなことをしていましたが、
2年生編12.5巻。遂に(計画的に)綾小路を部屋に呼んで、一線を超えてしまいました。
綾小路は同日軽井沢と別れており、ギリギリ浮気にはなっていません。
しかし一之瀬はこの情報を知りませんでした。つまり「軽井沢と付き合っていても同じことをした」ということです。
「できることの許容範囲」を大きく更新した一之瀬。
確かにリーダーとしては打てる策も増え、成長したのかもしれませんが……
これは「嫌いなキャラランキング」。人間性としての好感度は下がったため、ランクインさせていただきました。
一之瀬帆波をネタバレ!覚醒の鍵は恋?綾小路から退学依頼?【よう実】
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【番外編】ランキング選外
一之瀬クラスのランクイン率が高すぎる結果となりました。
これは、綾小路とクラスが離れている為過程が細かく描かれず「極端に感じてしまう」ことも原因だと思います…
そしてここからは番外編。
「ちょっと頭に過ったものの、ランキング選外にした人物」ついて簡単に解説します。
政治家・直江
直江とは、かつて綾小路の父・綾小路篤臣が仕えていた政治家です。
「自分が政治家として生き残りたい」そんな勝手な理由で篤臣を切り離し、
その後もホワイトルームを続けていた篤臣や支援者に嫌がらせを行う、あくどい政治家。
自分の不倫を報道しようとする地方記者を殺害させて見せしめにするなど、極悪人です。
ただ、主に0巻しか登場しないこと、死亡したニュースが流れたことから除外しました。
【よう実】綾小路篤臣を解説!美香との馴れ初めや目的まで|綾小路父
山内春樹
身勝手さランキングでは上位に入りますが、派手な去り際で盛り上がりに一役買ってくれたため除外。
ネタキャラとして、ある意味好かれているかもしれません。
ただ最後は危ないやつ感が出ていたため、実際に居るなら会いたくはないですね。
【よう実】山内は最強のサイコパス!?退学までのクズな軌跡まとめ
櫛田桔梗
承認欲求が強く、「綾小路と堀北を退学させたい」と考える理由が利己的過ぎる櫛田。
面倒くさい性格にイラっとすることもありましたが……
とある試験をきっかけに成長したので除外しました。
今でもマウント取りたい性格の悪さが出ることもありますが、過程が丁寧に描かれていることもあり、
「もう櫛田はそういう人間」的な見方ができています。
櫛田桔梗が綾小路に恋!?ボコボコ事件や退学勝負をネタバレ【よう実】
堀北・須藤・南雲
そして堀北・須藤・南雲……
このあたりは一時期ウザかったり、ヒロインとしてはもうちょっと頑張ってほしいと考えた人物です。
しかし
- 驚異の成長を見せた須藤
- 兄と仲直りして覚醒していった堀北
- 自分の足りなさを自覚して静かに卒業していった南雲
と、三者三様に変化があったため除外しました。
【よう実】須藤を解説!うざキャラからの成長、堀北・小野寺への恋は?
まとめ
個人的に嫌いなキャラランキングは
- 星之宮知恵
- 柴田颯
- 神崎隆二
- 綾小路清隆
- 一之瀬帆波
でした!
推しキャラが不遇になったり解釈違いの行動取ったりはままあるので、こればかりは上手く付き合っていくしかありません…
今後評価を上げていくキャラもあると思いますので、変更があれば追記したいと思います。
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