2021年6月25日発売の、ようこそ実力至上主義の教室へ(通称「よう実」)二年生編4.5巻ネタバレ感想記事です。
よう実2年生編4.5巻試し読み|コミックシーモア今回は無人島後の船上バカンスですが、衝撃の事実も判明する重要回。
まさかのホワイトルーム生が発覚!?
(よう実シリーズの「.5巻」は長期休暇中の出来事というだけで、本編と続いております。飛ばすと内容が分からなくなるため読むべきです。)
以下ネタバレ感想です。
4.5巻の総評
神経をもってかれます。
今回船上で夏休みバカンス☆なので、殺伐とした特別試験はありませんが、色々と考えさせられました。
相変わらずキャラクター数が多く、
- 無人島の答え合わせ(南雲の行動、各事件の犯人等)
- 今までの伏線回収
- 停滞していた事態が動く予兆(櫛田、ホワイトルーム生)
等、気になっている事項の答えが明かされて怒涛の展開でした!
所によっては一回読むだけでは理解できません。
それだけ読みごたえがあるということです。
そして恋愛面で主人公綾小路が難解すぎる・・・!!!
こちらについては後々供述します。
そして待ちに待ったホワイトルーム生も判明!
実に盛沢山です。
ひとつずつ見返していきたいと思います。
ホワイトルーム生判明!
ホワイトルーム生の正体は八神拓也。
いきなり暴露されて、心の準備ができてませんでした……!
ホワイトルーム生(以下WR生)の今までの行動とキャラ像が合致するのが八神でしたから、考察してる方たちの間では結構有力でしたが……それにしてもさらっと暴露されましたね。
2年生編キービジュアル(綾小路を中心に新1年生がズラッと並ぶ構図)で盛り上がってから、ついに正体判明まで来たと思うと感慨深いです。
八神は、頭脳で綾小路と正面から対決することを望んでいる模様。
だとすると、今までの回りくいことをしていたのは「月城がフェードアウトするまで時間稼ぎしていた」ということで納得です。
無人島での出来事についても補足がありました。
天沢殴ったのは司馬先生。
八神は一連の事件を全て一人で起こしていたわけではなく、場合によっては月城や司馬が協力していた……と考えられます。
一之瀬へ告白の返事
無人島で一之瀬から告白されていた綾小路。
今巻で返事をすることになりますが、ちょっとここまで塩対応とは……予想外でした。
挿絵があったのが、唯一の慈悲かもしれませんね。
二股になるから断るのは分かるけど、1年生編7.5巻で佐藤をフるときはもっと情緒がありましたよね・・・!?
南雲会長にサクッと軽井沢と付き合っていることを暴露された形で終わりますが、一之瀬の友人たちに、彼女の想いはバレバレ……
この状態で一之瀬クラスのお疲れ様会に参加することになる綾小路。
気まずいどころじゃない状況ですね。
そして無責任に一之瀬を妄信するクラスメイトにも先が思いやられます。
この状態でクラスの明暗が分けられる次の特別試験……
……がんばれ一之瀬!!!
というより、傷心のリーダーに代わって周りが頑張ってほしいですね。
南雲会長の計画判明
南雲が三年全体を動かして無人島でやろうとしてたことが、判明。予想以上に大規模で驚きました。
成功すればめちゃくちゃ3年にお金(プライベートポイント)入る予定だったようです。
そりゃ桐山が慌てるのも同意です。
それにしても、綾小路に気絶させられて結構ダメージ受けてるのかと思いましたが、全然大丈夫でしたね。
今巻でも綾小路と一之瀬の関係に、正義づらでなんか言っていました。
自分の行動棚上げしすぎじゃね??????
ポイントを貸す代償に交際迫っておいて、どの口が言うのかという感じですね。
南雲のやり方により、綾小路はすでに三年全体から注目されています。
読者としては主人公が注目を浴びる展開はおいしいところですが、綾小路からすると面倒くさい相手ですね。
南雲は軽井沢を「紹介しろ」なんてことも言ってきます。
7.5巻にて面識はあるはずですが、「彼女として紹介しろ」とのことでしょうね。
このクズっぷり……南雲らしくてとても良いです。
綾小路とのバトルで爽快感が得られそうなので、次の展開を楽しみにしています。
綾小路も
胸の奥底から湧き上がってくる高貴な気持ちが膨れ上がっていく
微量の興味が湧いてきている模様です。
次回の特別試験予告
次回は茶柱トラウマ試験(仮)が始まります。
匂わされている内容から、クラス内投票と同種だと思われます。
堀北覚醒&山内退学が盛り上がったアレですね。
人の醜さや弱い心を浮き彫りにする試験。間違いなく人間関係に関与する試験でしょう。
茶柱・星之宮のルームシェア事件に加え、布石だと思われるのはこのあたりです。
- 一之瀬クラスの姫野
- 龍園クラスの時任
- 櫛田の宣誓布告
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無人島事件の犯人捜し
無人島の突き落とし事件。
七瀬と龍園が捜査に乗り出すようです。
クラスメイトを傷つけられ、あるいは中途半端に目撃者になり、この二人が放置できないのは納得です。
割と出番少なかったですが、それでも龍園さんの登場はうれしいです。
天沢いわく、八神(犯人)の犯行は迷いの森だそうですが、この二人ならどこかへたどり着いてくれると信じています。
7巻屋上での出来事が堀北に伝わる
伊吹が堀北に、7巻の出来事をあっさりバラしてしまいました。
軽井沢を水攻めして綾小路にボコされた件です。
龍園の弱みとなりうるので、黙っとけと言われていると思うのですが……
伊吹お前……
堀北は急速で綾小路に近づいています。
綾小路との仲はあまり深まってないのに、堀北の行動力と周囲によって、すごいスピードで巻き込まれているイメージがあります。
堀北は八神にも石上にも目をつけられてますしね。
今後どのようなポジションに落ち着くのか注目です。
1年Aクラスのリーダー、石上
どう考えても訳あり人物の、1年Aクラスのリーダー・石上。
しかしそこまで重要視していなかったのは、「この中に、綾小路を狙うWRの刺客がいる……!!」の挿絵には載ってないからです。
石上は神崎と知り合いで、彼を相手にしないほど格上。
さらに星之宮先生が「以前校内で見た」と発言。
9巻にて夜中に「綾小路清隆」とだけ言って切れた、無言電話の正体の可能性が高いですね!?
この電話は、タイミング的に綾小路パパの影響受けてる可能性が高いんですよね。
綾小路との対面が待ち遠しいです。
そして少し謎めいている立ち位置の、神崎についても気になるところです。
初期イラストに載ってるのに、今までこれといった出番がないという謎。
綾小路がかかわってこないと解明されそうにないので、絡みが出てくるのを待つしかありませんね。
- 神崎と石上のつながりは2年生編8巻で判明しました▼
よう実2年生編8巻ネタバレ感想。修学旅行編!石上と電話も?
綾小路グループ
佐倉と波瑠加の水着の挿絵を見た時、ただのサービスカットだと思ってたら、覚悟の賜物でした。
みやっちはどちらか好きなほうがいるそうです。
どっちだと思います??(ニヤニヤ)
佐倉の恋をアシストする波瑠加は、何気に推しキャラです。
しかし綾小路が暖簾に腕押し。
綾小路グループが今後どうなるのか?ずっとこのままなのか?も気になるところです。
清恵
モノローグさえ気にしなければ、ラブラブの甘々でした。
モノローグさえ気にしなければ!!!
ごちそうさま……と言いたいのに、後味に満足できないこの感覚。
軽井沢はかわいいです。
モノローグで、綾小路は軽井沢を
2年生から使い始めた恋愛の「教科書」
と言います。
そもそも「4月のはじめ」というキリが良すぎるところで使い始めたのに、怪しいものがありました。
9月(2学期)から付き合っていることを大っぴらにするという、新たなカリキュラムに……
うぇ!!?
……3月末までで別れるつもりなんかおのれ?(震え声)
そんなふうに勘ぐってしまいます。
スケジュール通りの綾小路は優等生ですね。誰か狂わせてほしいものです。
最終的に軽井沢が自立して、恋愛を糧にできるならいいのかな?とも思いますが……
清恵の恋愛は「あわよくば」くらいで読むのがちょうどいいかもしれませんね。
綾小路の情緒が発達しないので、表面的なもの以外を期待すると落ちそうです。
あわよくば幸せに結ばれてほしいなぁー……くらいで。はい。
ちょっと見逃せない一文
綾小路の地の文です。
クラスメイトの全員に対し、何度かオレはコントロールするためのシミュレーションを行なっている。
………やめい!!!怖いわぁ…
クラスメイトにこんなやついたら、絶対近づきたくないですね。
そして最後に。今巻で
綾小路の名言
「自分自身がAクラスになりたいから生徒に頑張らせるんじゃない。Aクラスに上がりたいと強く願う生徒のために、あんたが頑張るんだ」
綾小路が茶柱先生に向けたセリフです。震えますね。
元々綾小路は周りの生徒の成長を促進していますし、こちらの方が教師しているかもしれません。
本当に次の試験、茶柱先生に期待してます。
綾小路が動くかは先生次第……かもしれないですからね!
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- 気になっているコミカライズ版に
- トモセシュンサク先生の画集に
- よう実原作の未購入巻に
- 1年生編ガイドブックに(電子書籍でも連動SSは読めます)
ぜひ使ってみてください!
まとめ
はぁ〜~!今巻も大満足でした。
ありがとうございます衣笠先生!!!
いつもながら内容が濃くて濃くて、流石よう実です。皆さまも是非読んでみてください↓
よう実2年生編4.5巻試し読み|コミックシーモア次巻も楽しみにしています!
コメント
月城の横槍がなければ満場一致特別試験はあんな壮絶な結末を迎えなかったかも