2024年11月25日発売『ようこそ実力至上主義の教室へ』通称よう実2年生編12.5巻ネタバレ感想記事です。
今巻も電子書籍版は遅れて12月2日発売です。
遅れ理由の考察はこちら
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遂に二年生編最終巻!
坂柳は本当に退学するのか?前園退学の言い訳は?
一之瀬介錯や三者面談は?
予告されていた「アレ」と「アレ」も遂に実行されます。
状況がガラリと変化する、怒涛の1巻。
綾小路がかき回す!
以下、ネタバレありの感想・考察になります。
坂柳は本当に退学するのか?
綾小路の伝言により勝負を投げ出した形ではありますが、龍園との勝負に負け「自主退学」が決まっていた坂柳。
今巻で本当に退学しました。
これにより、マイナス300CPという多大なクラスポイントを吐き出すことになります。
ここまで大物が卒業以外で退場したのは初ですね…
負けた龍園としては……
「そりゃ残念だ。地に額を擦り付けて謝罪するなら賭けを無しに出来るか学校に欠け合っても良かったんだぜ?」
これが本心でしょう。
柄にもなく複雑な様子ですが、去っていく坂柳から「負けることならいつでもできる」とフォローかつ手厳しい言葉を贈られていました。
龍園は、このやりきれない気持ちにどう向き合っていくのかが課題になりそうです。
しかしながら坂柳は完全退場ではなく、また出番があるかも……
- 龍園に対し「綾小路に弱点を作ってあげる」という言葉を残した。
(龍園にとって助けになるかもしれないもの) - 龍園に対し「また今度」と言った。
➡卒業してからというのも考えられるが、家は高育から近く、理事長である父に何か「厄介なお願い」をしているらしいことを考えると……?
意味深な置き土産が気になるところです……!
綾小路との会話
「1つ目は、そうですね。この場での熱いキスをお願いします」
綾小路と坂柳がしっかりと話をしたのは、本当の別れ際でした。
綾小路が「2つの借り」を作った状態での坂柳退場になるため、坂柳から「2つの頼み」を受け取ります。
2つの借りは無人島サバイバルと学年末試験の伝言です。
- 無人島の借りとは:よう実2年生編4巻【ネタバレ感想】#椿VS坂柳
そのお願いの内容は、
- 学校を卒業した後また再会すること
- 橋本の処遇
です。
当然綾小路は引き受けました。
坂柳退学後の暫定順位・CP
坂柳退学後の、各クラス暫定順位・CPはこちらです。
軽井沢と別れる
こちらも散々予告や匂わせをされていたのですが……
遂に綾小路と軽井沢が別れる展開になりました。
2年生編11巻にて映画デートを約束していた綾小路と軽井沢。
色々忙しかったため公開日から遅れた、3月30日の出来事です。
いつも通りのデートをしていた二人でしたが、映画を見た後のカラオケルームにて、綾小路から別れを切り出されます。
軽井沢は、最初から「綾小路の気持ちが自分にない」ことを、うすうす気づいていました。
それでも「楽しいデート」を演出していた健気な軽井沢……
- 来る日が来たということ
- 綾小路が軽井沢の自立を期待していること
から、軽井沢は作り笑いを維持して、別れと、苗字呼びに戻ることを受け入れました。
あたし、あなたの前で、最後まで上手くやれてたかな?
一人になったカラオケルームで、泣き崩れた軽井沢。
クラスの祝勝会も出席せず傷心のようで、まだ時間が必要そうです。
3月30日の一之瀬の介錯
前巻の試験中、綾小路から裏切りを受け、ついでに今までの裏切りも暴露されて絶望にくれた一之瀬。
しかし1年前から会う約束をしていた「3月30日」は今巻です。
確か一之瀬からの「これから自分は勝てるか?」という問いに、綾小路が「一年後に答えを返す」と言ってたやつだよね
参考:よう実11巻ネタバレ感想と考察。#一之瀬と1年後の約束
綾小路は日付が変わる前に一之瀬に会いに行き、提案します。
「一之瀬が退学するなら、一之瀬クラスをAクラスで卒業させてやる」と。
ただし「その過程でクラスから退学者は出る」。
この注意点に、一之瀬は了承しませんでした。
一之瀬の答えは、綾小路も予想しなかった未知なもの。
これについてはハッキリ明かされていません。
ただ、「綾小路がいれば実現できる」「道なき道」「共犯」という言葉から、賞賛される方法ではないのは確かです。
一之瀬に押し倒される綾小路
一之瀬は、綾小路に裏切られても尚強い恋心を捨てられませんでした。
自分のことだけを考えている綾小路を許さないと言う一之瀬。
深く存在を刻み込むためにベッドに押し倒し、キスをしてその先も。
そしてオレたちは一番深いところまで、契約と共に結ばれていく。
どこまでも互いを貪り合いながら。
予定されていた「介錯」。それは「とどめを刺す」「付き添って世話をする」の二種類がある言葉でした。
綾小路が予定していたのは「とどめを刺す」。
しかし結果「付き添って世話をする」に近い結果となりました。
その後完全復活し、学年末試験で泣き落としを使った神崎に警告をするなど……
一之瀬は別人のような様相を見せます。
4月1日の三者面談
そして11巻で予告されていた篤臣参戦の三者面談も今巻です。
高円寺の父親と自然に鉢合わせたいが為に、「普通の父親」を装う綾小路篤臣。
本当に「良い親子」的な三者面談が行われました
高円寺の父親(高円寺社長)は、「市民党の最大の支援者」であり、篤臣は敵にあたる「共栄党」。
ここ1年で綾小路父は政治家に復帰したようです
できれば高円寺社長を寝返らせたいと、多少強引に接触しました。
そこには鬼島総理も同席しており、篤臣のことを知っている様子。
それでも格下の存在で相手にされない篤臣でしたが、「息子の話」には二人とも興味を持ちました。
学年末試験を見学し清隆のやり方を見ていた鬼島と、清隆とすれ違った時に「面白い気配」を感じたという高円寺社長。
クラス移動を聞いていた篤臣が高円寺社長に「どちらの子供がAクラスで卒業するか」を賭けた勝負を持ちかけ、社長はそれを了承しました。
- 高円寺についてもっと詳しく:【よう実】高円寺はラスボス?最強自由人・高円寺六助が何者か解説!
他にも
- 退学した八神は再教育中で、天沢もいずれWRに連れ戻される
- 篤臣をとりまく環境が変わってきており、綾小路がWRの教師となる可能性が低くなっている
など、かなり興味深い内容も聞くことができました。
遂に綾小路がクラス移動!
そしてこちらも予告されていましたが……
今巻、遂に綾小路がクラス移動します。
行き先は坂柳が退学したBクラスです。
現在堀北クラスが暫定Aクラスです。
喜んだところにこんな……
坂柳から託されたのは橋本の処遇だけなので、これはあくまで綾小路の独断です。
綾小路はリーダーを失った元Aクラスが勝てる確率を10%➡25%以上にあげる「戦い方」を思いついており、
森下が気づいた「この方法の懸念点」についても解決策を持っています。
ここはまだ明らかにされていません。後々のお楽しみかな……?
この「戦い方」を実現させるために、自分がクラスを移動する。
ここで綾小路が初めてクラス移動を提案しました。
森下は、綾小路の特殊な思考「4クラスの均衡を保ちたい」……つまり、移動してきた自分たちをも裏切る可能性があるということを認識した上で、この件をクラスメイトに取り次ぎました。
結果、クラスメイトが納得して移籍が実現。
綾小路のPP、橋本のPP、他は元坂柳クラスメンバーから均等に収集。
2000万PPが集まり、始業式の日に移籍しました。
堀北への裏切り
綾小路の思惑など知らず、「前園を退学させた件」で心を痛めていないかと、綾小路に気を配る堀北。
その気遣いに綾小路が
「オレは晴れてフリーになったことだし、恋人候補として名乗りを上げるか?」
とふざけた返しをして、堀北が胸をざわめかせるという一幕もありました。
堀北は考えることをやめましたが……
この時綾小路は、クラス移動に向けて絶賛動き中です。
敵クラスのリーダーになる予定の堀北に、駆け引き的な種まき……
中々悪質なハニートラップ的なものだと言えるでしょう。
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感想
綾小路が……クズではないでしょうか?
軽井沢と別れた日に一之瀬と一夜を共にし……
クラス移動がほぼ決まっているのに、堀北にも粉をかけると。
なるほど……?
人間的な恰好良さで言えば、高円寺に軍配があがるなぁと感じました。
高円寺父も高円寺の父親……!という、予想を裏切らない感じが良いです。
今巻特別試験は無かったので、そういった面で理解が難しいなどは無かったのですが、戦略面がかなり伏せられた印象。
3年生編に向けた布石が凄く気になっています。
綾小路が移籍した元坂柳クラス。どういった毛色のクラスで、綾小路はどの立ち位置に収まるのか?(リーダーをやるのか?)
楽しみにしたいと思います。
そして龍園さんにも早く復活してほしいです。
今巻で凄く大人しかった龍園さんですが、同時発売の「1年生編公式ガイドブック」と「12.5巻」を両方購入することで読めるSSにて、
綾小路の三者面談時、「綾小路の親がどんな人物なのかを見る為にわざわざ動いている」様子が知れます。
こちらも必見なので、是非両方購入してみてください!
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12.5巻の伏線まとめ
最後に、この巻で未回収である伏線を簡単にまとめておきます。
- 綾小路が思いついている「元Aクラスの戦い方」。
- 3/19から数日の間に起こった「卒業生関連のトラブル」。綾小路が手を貸して解決したらしい。
- 南雲からラブレターとして届いた、「南雲の電話番号」と思われるもの。
- 綾小路と一之瀬の契約。
- 坂柳が退学することで得られる、綾小路のメリット。
なにか抜けがあれば随時記入していきます!
- 気になっているコミカライズ版に
- トモセシュンサク先生の画集に
- よう実原作の未購入巻に
- 1年生編ガイドブックに(電子書籍でも連動SSは読めます)
ぜひ使ってみてください!
まとめ
よう実2年生編12.5巻についてまとめると
- 坂柳は退学し、綾小路は元坂柳クラスにクラス移動した
- 尚、そのことについて堀北クラスはまだ知らされていないところで終わっている
- 軽井沢とは別れた
- 一之瀬とは何か契約を結んだ
- 三者面談で綾小路篤臣が、高円寺社長に息子同士の勝負を挑んだ
- これにて二年生編終了!
ということでした。
3年生編もワクワクさせるような1巻でした。
今後もこの記事は追記していきますので是非ブックマークしてお待ちください。
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コメント
旧坂柳クラスは綾小路がなんとかしないと自主退学者続出して空中分解しそう