【よう実】松雄の息子・栄一郎の死亡は嘘!?松雄父の生死は?考察

よう実の物語上でも不穏な要素を担う『松雄親子』。

父親は清隆を高育に入学させたことで、篤臣の嫌がらせを受け自殺。息子・栄一郎もしばらく後自殺しました。

しかしこれは綾小路が知らされている情報であり、隠された真実があるようで……?

この記事では「松雄親子の真実」について、最新刊までの情報でネタバレ解説していきます。

目次

【父親】執事の『松雄』とは?

綾小路篤臣 イラスト

「松雄」の話が初めて登場したのは、1年生編7巻。
無理やり高育を訪れた綾小路父・篤臣からでした。

「この学校の存在をおまえに教え、入学するよう入れ知恵をした松雄がどうしているか気にならないか?」

松雄は、綾小路の管理を任された執事でした。

綾小路にはホワイトルームを出てから高育に入学するまでの「空白の一年間」があるから、その期間執事をしていたと思われるよ

松雄父の情報まとめ
  • 清隆に『この学校ならホワイトルームから逃れられる』と高育を紹介した。
  • 60歳近くの男。面倒見がよく愛想がいい。
  • 妻はすでに亡く、清隆と同い年の「自慢の息子」がいる。
  • 雇用主である篤臣に逆らい、清隆の高育入学手続きをした。
  • その後懲戒解雇になった。
  • 加えて、篤臣は松雄の悪評を垂れ流して再雇用を徹底的に封じた。
  • 結果無職に。
  • これ以上息子には手を出さないでくれと懇願し、11月に焼身自殺。
  • (篤臣の言では)死亡届は受理されている。
逃すともったいない!コミックシーモア初回割引
原作3冊(通常2,244円)➡実質0円に!
  1. 748円×3冊=2,244円➡70%OFFで704円に。
    (1540円引き)
  2. その後704円分戻ってくる➡実質3冊0円!

まずは会員登録で70%OFFクーポンを入手!

本当に死んでいるのか?

綾小路清隆

綾小路は高育にいる為、「松雄が本当に死んだのか」は確認が取れていません。

寧ろ生きている可能性も十分にあります。

そもそもの話ですが、警戒心も清隆への思い入れも強い篤臣が、「勝手に高育に入学手続き」を見逃すでしょうか?

最初から篤臣の指示で松雄が動いていたのではないか?

これは0巻を読むとかなり可能性あるんですよね。
篤臣は「清隆を高育に入学させたがってた」かも…

だとすれば松雄が処分を受ける必要が無くなり、「そういう筋書きで姿を隠しているだけ」ということになります。

しかし生きているとしても、その情報が息子・栄一郎に伝えられたかは怪しいでしょう。
清隆を騙すのにテキトーな嘘は通用しない。それは篤臣が一番分かっているはずです。

そしてその「嘘」から、栄一郎の悲劇が生まれた可能性も低くはありません。

【息子】松雄栄一郎とは?

必死で栄一郎の事を訴える七瀬「会えなくなってしまったら、大好きな人に会えなくなってしまったら」
「好きだというその想いを伝えることは、二度とできなくなるんです……!」

執事である松雄の息子・「栄一郎」の名前が出たのは2年生編3巻
栄一郎の幼馴染である七瀬の口からでした。

栄一郎は父親の飛び火で圧力を受けた結果、七瀬がアパートに訪れると自殺していたとか…

栄一郎の情報まとめ
  • 清隆と同い年、七瀬の一つ上。
  • 七瀬とは幼稚園から中学まで同じだった幼馴染。
  • 自力で有名私立高校に入学したが、篤臣の圧力を受け退学した。
  • 別の高校へ入学しようとしたが、篤臣が徹底的に手を回して進学先を潰した。
  • 進学を諦めてアルバイトに。七瀬の前では虚勢を張っていた。
  • しかし2月14日に首つり自殺。それを七瀬が発見した。

ただしこれは殆どが七瀬からの情報です。
清隆は2年生編8巻で信憑性に疑問を持っています。

植物状態が判明

月城理事長代理

案の定、栄一郎が「実は死んでいなかった」ということが3年生編2巻、七瀬の独白(回想)で明かされました。

ここでは植物状態の栄一郎の病室を見舞う、七瀬と月城が描かれています。

植物状態…病名的には「遷延性(せんえんせい)意識障害」と言うそうです…

  • 自殺しようとしたのは真実
  • 栄一郎は病院をたらい回しにされ、最終的に月城が受け入れ先を見つけてくれた

ということで、七瀬は月城に恩があったようですね。

そして注目すべきがこの事項。
「発病から数週間、数か月以内であれば意識が回復する可能性はある」

栄一郎が自殺未遂を起こしたのがバレンタインデーだとすると、七瀬が入学したころにはある程度「栄一郎の生死」が決まっていたことになります。

3月末ならもしかしたら目覚めている可能性もあるし、目覚めなかったら覚悟が必要な時期だよね…

真実は分かりません。しかし現在の七瀬が「綾小路を助けたい」という思考を持っていることから、生存の希望は薄くないと考えられます。

死んじゃってたら、流石に簡単には許せないと思うの…

さらにちょっと気になるのはこの文章。

「綾小路先輩を退学させられたなら、先輩のお父さんにお会いさせてもらう約束でした。本当はそこで、栄一郎くんに頭を下げるようお願いするつもりだったのですが……」

2年生編3より

「栄一郎くんの墓に」ではなく「栄一郎くんに」。

ただ単に省略した可能性もありますが、少なくとも無人島の時点で生きている可能性は高いと思われます。

そもそも「松雄」は何者なのか?

執事の松雄イメージ

0巻を読むと分かるように、そもそも篤臣に起用される人物は訳ありの人間が多いイメージです。
そして月城は、「栄一郎のことも七瀬のことも小さい頃から知っている」と言い、「白銀先生」という名前を挙げています。

先生…政治家かな…?

松雄親子は元々政界に関連する人間なのか?

仕事が「清隆の管理」なら必要な事とは言え、「ホワイトルーム」についてもかなり知らされているなら……

単なる世話係ではなく、篤臣の側近という可能性も低くはありませんね。

今の情報ではハッキリとは分かりませんが、分かり次第情報を追記していきます。

下記の関連記事も合わせて読んで、考察してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次