よう実の登場人物・天沢一夏。
ホワイトルーム5期生出身の、ピンクツインテールが特徴的な悪魔系女子です。
この記事ではそんな天沢一夏についてネタバレ解説。
綾小路・八神との関係や両親、怪我、退学、ホワイトルームとの関係(卒業後どうなる?)など、余すところなく解説していきます。
最新巻までのネタバレが含まれますのでご注意ください。
天沢一夏とは?プロフィール
まずは簡単に、天沢一夏のプロフィールです。
名前 | 天沢一夏 |
入学 | Aクラス |
出身 | ホワイトルーム5期生 |
父親 | 天沢社長(試験官ベビー)(体外受精児) |
特徴 | ピンクのツインテール |
他 | ホワイトルームに忠臣的ではなく、自由に生きたいと考えている |
OAA▼
総合力 | 学力 | 身体能力 | 機転思考力 | 社会貢献性 |
---|---|---|---|---|
B(68) | A(87) | A-(83) | D+(38) | C+(57) |
天沢一夏はホワイトルーム5期生
天沢一夏はホワイトルーム5期生です。(清隆が4期生)
そしてその中でも八神に次いで2番目の成績を収めていました。
ですがそれでも綾小路との実力差は歴然。
ホワイトルームではその期ごとに難易度の違うカリキュラムが割り当てられますが、
天沢たち5期生がおそらく「難易度4」を割り当てられたのに対し、綾小路たち4期生は「最高難度10」。
そして4期生で残ったのが綾小路一人だからこそ、彼だけが別格とされています。
また、一夏をホワイトルームに入れた父親は0巻で登場しており、綾小路篤臣から「社長」と呼ばれています。
軽薄さというか、テンションが一夏とそっくりです…
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- 趣味の悪い服装をしているが、ポンと1憶出せるようなホワイトルームの出資者
- 浮気相手との子供も一夏の後にホワイトルームに入れている
- 一夏のことは一度も様子を見に来ていない
ということで…
再会したところで幸せな家族関係は築けそうにないことが予想できます。
ちなみに一夏側も、両親への興味は薄いです。
へぇ…妹か弟がいるんだぁ
天沢の卒業後は?
天沢の立ち位置や進路はかなり揺れ動いています。
入学早々「綾小路を退学させる」という命令通り動かなかったことで、
篤臣の指示で動いてた月城から、「ホワイトルームからの除籍宣言」を受けました。(4巻)
これ本当かどうか分からないんだけどね…
結局進路(高育に残るか退学するか)に迷った天沢は、高育に残ることを選択。
プライベートポイントがお金に代われば、一文無しで放り出される展開を防げるからね
しかし篤臣は、清隆の三者面談(天沢が2年生に進級した直後)にて、「天沢はホワイトルームに戻して再教育」という発言をしています。
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天沢がそれを嫌がっても、八神を人質にとられるとか。
自由な生活を望みながらも、ホワイトルームから解放されない天沢。
自らが納得できる、希望の進路は得られるのでしょうか?
天沢は綾小路が好きなのか?
天沢が清隆に向けている感情は「崇拝」です。
通常ホワイトルームでは、期(学年)が違えば面識は得られません。
しかし清隆があまりに別格で「本当に実在するのか?」状態だった為、天沢たち5期生には清隆を見学できる機会がありました。
そこで清隆に崇拝の感情を抱いた一夏。
しかしこの感情はあくまで崇拝であり、恋心とは違います。
ホワイトルームで多少「感情」というものを教えられていた一夏は、(八神)拓也を姉弟(きょうだい)のように思っており……
少なくとも清隆より入れ込む存在、味方で在りたい存在であるようです。
同学年でも自分が「姉」という認識なんだね
司馬に制裁を受けて怪我
無人島で八神の火遊びを止めようとして制裁を受けた天沢は、仕置きを受けていました。
これは八神を止めようとする=清隆を退学させろという命令と相反する行動をとっている為です。
暴力をふるったのは、天沢の監視役(と思われる)司馬先生(1-D担任)です。
月城理事長代理と共犯です…
堀北・伊吹が見た、天沢の体に残るいくつもの打撲痕。
反撃すれば倍になって帰ってくる…ということを、ホワイトルーム生で小さい頃から教え込まれているため、天沢はされるがままになっていた様子です。
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この怪我のこともあり、無人島後は少し大人しくしていた天沢。
月城理事長代理はいなくなりましたが、司馬先生は残留して現在も七瀬・宝泉の担任をしています。
彼が今後何か事を起こすのかに注目です。
七瀬の担任っていうのがひっかかるよねぇ
八神への情から退学覚悟
文化祭で綾小路を退場させることに失敗し、自らが退学(強制退場)させられた八神。
それを見た天沢は精神的にショックを受け、数日間学校を休んでいました。
そしてその後、南雲相手に仕返し(大怪我をさせる)を試みました。
(7巻で八神が退学し、9巻でこの計画が匂わされ、実行されたのが11巻です)
ホワイトルームから見放されたこともあっての自暴自棄な行動です
本来、八つ当たり対象となるのは八神を陥れた綾小路で、南雲をターゲットにするのは見当違いです。
しかしそのことを分かっていながらも、綾小路に一度実力差を突き付けられている天沢は歯向かえません。
よって綾小路に協力していた南雲がターゲットになったわけですが…
これを「言伝」にて綾小路が阻止。
自分に価値がないと考えていた天沢は、綾小路の「お前にはまだ価値がある」という言葉を聞いて、行動を改めました。
ホワイトルームと八神への情と綾小路の間で揺れ動いている様子です…
櫛田・堀北・伊吹から嫌われている
典型的な「女子に嫌われる女子」の天沢ですが、しっかりと櫛田・堀北・伊吹から嫌われています。
特に櫛田にはあの堀北を超すほど嫌われており、圧倒的嫌われNo,1に躍り出ています。
これは無人島で八神に使われていた櫛田を実力行使で止めに行き、脅しまくったことが原因でした。
普通に殴ったりもしています…
文化祭時も綾小路相手に櫛田を人質に取り「腕を折る」発言……もう好かれる要素がありません。
しかしこの件は天沢としてもやりすぎた自覚はあるようで……
結果として精神的に櫛田に良い影響を及ぼしているか…というところは、櫛田の元にわざわざ確認に来ていました。
そして堀北&伊吹。
こちらも無人島時、堀北が行く道を阻んだことから戦闘がスタート。
天沢はボロボロの体で二人を相手して、必要な時間を稼ぎ切りましたが、
負けて終わる堀北&伊吹ではないため、その後もリベンジ戦を何度も挑まれることになります。
堀北・伊吹・櫛田はお互いに微妙な感情を持っていますが、天沢はさらにムカつく共通の敵として三人の前に立ちふさがっています。
天沢はそれを楽しそうにしています。
まとめ
天沢一夏についてまとめると……
- 綾小路のことは「崇拝」しているが、恋心を抱いているわけではない。優先度としては長年一緒に過ごしてきた八神が上。
- 「清隆を退学させろ」というホワイトルームの命令に逆らったため、月城から「ホワイトルームからの除名」を言い渡されたが、篤臣は「卒業後に戻して再教育する」と言っている。
自由を望みながらもホワイトルームに進路を振り回されている。 - 南雲相手に八神退学の八つ当たりを実行しようとしたが、綾小路に止められて未遂に。
今のところ大人しく卒業まで過ごすつもりである様子。 - 櫛田・堀北・伊吹から嫌われて勝負を挑まれたりしている状況を楽しんでいる
ということでした。
性格には腹立つことも多いですが、「八神」というウィークポイントがあることで、清隆よりもホワイトルームに振り回されている印象。可哀そう…
是非自分が納得できる進路をつかみ取って欲しいものですね。
【よう実】志朗とは?再登場はある?ホワイトルーム出身者一覧も。
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