【よう実】前園が裏切りから退学になった経緯を解説！顔判明した橋本の彼女

堀北クラスの女子、前園。（下の名前不明）
坂柳クラスの裏切り者・橋本と付き合っており、そこから2年生編12巻で退学が決まった生徒です。

この記事では

• 前園の顔（ビジュアル）は？
• やらかした裏切り行為とはいったい何なのか？（綾小路の不況を買った理由）
• どういった経緯で退学になったのか？

を解説していきます。

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前園とはどんな人物？これまでの裏切り行為

堀北クラスの前園の出番はそう多くなく、2年生編9.5巻……つまりごく最近、物語において存在感が増してきた生徒です。

その存在感が増した理由は、坂柳クラスの「橋本正義」と付き合いだし、影響を受けているから。

特筆すべき前園の行動を振り返ってみるとこんな感じです。

9.5巻で「綾小路について話す会」開催

前園が一番存在感を放つのは2年生編9.5巻。
関連記事：よう実2年生編9.5巻【ネタバレ感想考察】坂柳と龍園の約束とは？

彼女は12月26日、池・須藤・篠原・松下・森・王・小野寺を収集して「クラスの今後について」という名目で収集します。

しかしこの集まりの本題は「綾小路が何者なのか」ということ。

前園は綾小路について

• 暗い感じで苦手
• 実はＯＡＡと本当の能力は違うんじゃない？今まで手を抜いてない？
• 堀北の裏で動いてない？
• 友だちの佐倉を退学にしたんだから、他のクラスメイトを退学にさせちゃう可能性も…

と話します。

松下の「そんな話ならリーダーである堀北を交えて」という苦言もあり大事には至りませんでしたが、

これは綾小路の不穏さを広める行為。

さらにこの件は橋本が盗み聞きし、録音済み。完全なるクラスへの裏切りでした。

関連記事：よう実2年生編9.5巻【ネタバレ感想考察】坂柳と龍園の約束とは？

10巻で堀北への不満を発言

さらに2年生編10巻。
関連記事：よう実2年生編10巻【ネタバレ感想】生存と脱落の特別試験

雑学クイズ的な特別試験に伴いクラスのリーダーを決める際、前園はほぼ決まりかけていた堀北に対して不満を零しています。

「勝てる確率が一番高いのは、本当に堀北がリーダーの場合なのか？」

満場一致試験のときに優柔不断さを感じたことも上げ、クラス内に不安を伝染させます。

これは前園の意見であれば悪いことではなく、思考停止で「堀北がリーダー」と考えないことは寧ろ良いことです。

しかしながら、もし他クラスに不安を伝染させたい橋本の案だったとしたら……？

随分いいように使われている、ということになります。

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綾小路に目を付けられて退学に至る経緯

2年生編12巻で前園が退学に至る経緯はこんな感じです。

①山村（坂柳クラス）と松下（堀北クラス）に話を聞いた綾小路が、「綾小路について話す会」の黒幕を、前園だと断定する。

↓

②人狼ゲームのような学年末試験中、綾小路が敵である一之瀬に

「退学者が出る要素を、協力してお互いに使い切ってしまおう」と協力を持ち掛ける。

OKを出した一之瀬に、背信者（裏切り者）を前園に指定してもらう。

【人狼ゲームの役柄】背信者とは

ゲーム内で一番恩恵とリスクが激しい役柄。
追放されずに残ると500万PPまたは50CPを得ることができる。
しかし自クラスの代表者（前園の場合綾小路）に追及されてしらを切り、それでも「いやお前は背信者だろ」と断定された場合は退学になる。

※普通に考えれば自クラスから退学者は出したくない為、怪しければ見逃される可能性が強い

↓

綾小路が何でもないような様子で「前園は背信者」と断定する。

退学させたのは「好都合だから」

綾小路、前園、試験官の三人しかいない場で、綾小路に耳を疑うような（退学）を突き付けられた前園。

試験官側からしてもこのような利用方法（読み違えるのではなく、好き好んで退学者を出す代表者）は想定していなかったようで……

なんと、親切にやり直す機会が与えられます。

そこで再度着席する綾小路・前園。

綾小路は前園を退学させようと思った理由を話しました。

今回代表者として綾小路が出場することを、クラスメイトに口止めしていた堀北。

ところが前園が情報を橋本に漏えいさせ、そこから対戦相手である神崎にまで伝わっていました。

これはまさに背信行為に当たります。

さらに「綾小路について話す会」についても言及し、

「やり直す必要なし」という結論を出した綾小路。

「絶対許さないから」と叫ぶ前園は試験官につれていかれ、退場・退学となりました。

いくら裏切り行為をしていても、前園がこれで懲りて心を入れ替える可能性は十分にありました。

それでも綾小路が前園を退学させたのは好都合だから。

たまたま手近にあった前園という道具を有効活用しているに過ぎない。

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12，綾小路の策略，251ｐ

一之瀬はこの結果を見て、「自分の補助で前園が退学してしまった」ということに動揺します。

それが好都合。

そこからさらに一之瀬の精神を削ることを述べ、すっかり試験に集中できなくなった一之瀬から勝ちを拾った綾小路。

前園は都合の良い舞台装置として使われました。

橋本が付き合っているのは情報のため

たしかに背信行為はいただけませんが、山内ほどにクラスを売ったわけではない前園。
関連記事：【よう実】山内は最強のサイコパス！？退学までのクズな軌跡まとめ

退学はどう考えてもやりすぎで、ある意味不運なキャラクターと言えるでしょう。

さらに前園を良いように使ったのは、綾小路だけではなく橋本も同じ。

普通に橋本……もとい「まさよし」が好きで付き合っていた前園に対し、

橋本は「情報収集のために」前園と付き合っていました。

考えが足りないところはあるものの、恋心を利用された前園は、

例えるなら結婚詐欺でしっかり巻き上げられ、それが職場にバレてクビになったようなもの……

ちょっと同情してしまいます。

まとめ

2年生編12巻で退学した前園についてまとめると……

• 橋本と付き合っている堀北クラスの女子生徒
• 別クラスの橋本に情報を流し、綾小路に気付かれた
• 2年生編12巻の学年末試験中に、綾小路とやり取りをして退学させられた
• そのやり取りを知るのは試験官のみで、クラス内には露呈しないと考えられる
• 橋本からの恋愛感情は無く、情報目当てで交際されていた

ということでした。

お疲れさまでした……

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