よう実の登場人物・葛城康平。
坂柳クラスから龍園クラスへ、高育至上初めてクラス移動(移籍)を実現させた人物です。
無能という意見もありますが、実際どうなの!?
この記事では、葛城の移籍事情について解説。
- クラス移動の経緯(なぜ、どのようなタイミングで)
- 移籍してからの活躍・失敗
- クラス移動したことのメリットデメリット
などを解説していきます。
最新刊までのネタバレを含みますのでご注意ください。
葛城康平のプロフィール
移籍事情に入る前に、簡単に葛城のプロフィールを確認しておきましょう。
名前 | 葛城康平 |
声優 | 日野聡 |
クラス | 坂柳クラス➡龍園クラス(2年生編2巻で移動) |
誕生日 | 8月29日 |
経歴 | 入学早々坂柳とリーダー争いしていたが負けた。 |
特技 | フラッシュ暗算 |
全頭無毛症 | |
妹がいる |
生徒会入りを希望したけど、堀北学が正直さゆえに「南雲に取り込まれるのでは?」と危惧して止めたとか…一之瀬が入れたのに運が悪かったね
OAA▼
学力 | A(89) |
身体能力 | C+(58) |
機転思考力 | B(70) |
社会貢献性 | B+(77) |
総合力 | B(73) |
葛城クラス移動の経緯は?時系列順
ここから葛城がクラス移動に至る経緯を、時系列順に解説していきます。
簡単に要約すると、
- クラス内投票で腹心の弥彦を退学させられる(1年生編10巻)
- 主導した坂柳を恨むが、クラスに迷惑がかけられる復讐できない
- 龍園の誘いに乗りクラス移動する(2年生編2巻)
- 龍園の参謀として活躍する
といった感じです。
クラス内投票で弥彦が退学
「退学者を出すために」突如開催された特別試験「クラス内投票」。
そこで、リーダーたる坂柳の判断により、葛城の唯一の味方であった戸塚弥彦が退学しました。
表向きには「犠牲になってもらうのは葛城」だとクラスメイトに周知していた坂柳。
葛城もそれを信じて受け入れていたため……
無人島で龍園にPPを渡す契約してしまった負い目もあるしね
弥彦が退学になったことは、試験当日、晴天の霹靂のようなものでした。
葛城の味方で、葛城より能力が劣っていたからこその退学。
弥彦に声すらかけられなかった葛城ですが……
偶然居合わせた龍園が「大人しくこのまま卒業まで坂柳に従うのか?」と聞くと、鬼気迫るような迫力……「復讐心」の片鱗を見せます。
しかし「自クラスのリーダーに復讐」というのは、真面目な性格も相まって簡単にはいきません。
堀北クラスの幸村から刺激され、情報をリークしてはみるものの……
肝心なところで「クラスに迷惑はかけられない」というストッパーが働きました。
もちろん坂柳の目が光っている…という事情もあります
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龍園から移籍の誘い
そんな折、夏休みの無人島試験を控えた2年生編2巻で、葛城は龍園から呼び出しを受けました。
そして、
- 復讐心はまだ残っているか
- 能力値
の確認を受けた上で、クラス移動しないかという提案を受けます。(龍園クラスは当時Bクラス)
葛城の移籍で龍園が得られるメリットはコレ。▼
- 坂柳クラス潰しに一歩近づく(坂柳が退学しても葛城がいるのは邪魔)
- 葛城のOAAが高い(龍園クラスに来れば総合点1位)
- ハイリスクを取る龍園が退学した時の保険(リーダー二代目候補として)
金(2000万PP)は下記のように集められ……
- 葛城のプライベートポイント180万
- 1年時の無人島での契約(※)を、龍園が破棄して坂柳から受け取った金500万
- 他龍園のクラスメイトから徴収
※1年時の無人島での契約……龍園と葛城が無人島で結んだ契約。Aクラスが龍園クラスから200ポイント受け取り、坂柳クラスがそれに準ずるプライベートポイントを毎月支払い続けるというもの。
葛城は2年生の1学期終わりに、学校史上初の移籍を完了しました。
坂柳への復讐への道が開かれました!
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参謀として大活躍
「好きに意見を言っても良い」と龍園のお墨付きをもらっていた葛城は、すぐさま参謀として大活躍しました。
無能ではありません!
学力の低い龍園クラスの底上げになっているだけでなく、
龍園に物申せる・積極的に意見できるというのが大きな強み。
葛城がいることで、龍園を信頼できない堀北からも交渉を持ち掛けられるなど、戦略の幅が広がりました。
また、龍園への反乱分子に対しても潤滑剤的な役割に。
- 龍園に反抗を覚える生徒が納得するよう説明する
- 龍園がやりすぎないよう、落としどころや逃げ道を用意する
など立ち回り、「龍園に直接助けを求められないから葛城に言う」と言った生徒もでてきています。
坂柳クラスとの軋轢は?
坂柳クラスからすると「裏切り者」である葛城。
事情が事情なため、(弥彦の件は全員が知っている為)そこまで大きな顰蹙は買っていないようです。
しかし修学旅行編(2年生編8巻)では、同じグループになった坂柳クラスの的場に、陰湿な虐めを受けていました。
葛城に話しかけようとする人を排除し、孤立させていた的場。
龍園や綾小路の気遣いによりすぐに収められましたが、他にも見えないところでされている可能性はあるでしょう。
しかし葛城は、移籍に後悔はありません。
龍園クラスと共に心中する覚悟を持って、心揺れることなく過ごしている様子です。
坂柳への復讐は叶ったのか?
移籍の目的だった、弥彦の仇討はできたのか?
結果から言うと、坂柳への復讐は叶いませんでした。
葛城が坂柳と直接的な対決の機会に恵まれたのは、2年生学年末試験。
人狼ゲームのような特別試験にて、葛城はしょっぱなから「ネクタイをゆがめられて気づかない」ことで、精神的な有利を取られます。
坂柳が鬼頭を使って仕掛けてきていました…
そして正攻法に議論を見抜く以外にも、自分の答えを見せて葛城に仕掛けてきた坂柳。
それにもまんまと騙され、結局坂柳のライフ(持ち点的)を1しか減らせず、敗北となりました。
しかし坂柳が言うには、最近の葛城は生き生きしているとか。
坂柳が自主退学したこともあり復讐はもうできませんが、龍園クラスである葛城は学校生活に意義を見出せているようで……
充実した日々を送っています。
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まとめ
葛城康平についてまとめると……
- クラス内投票で腹心・弥彦を退学させた坂柳を恨むも、結局復讐は果たせなかった。
- しかし2年生編2巻で龍園クラスに移籍してからは、充実した日々を送っている。
とのことでした!
この先どう龍園を支えていくのかに注目です。
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